<しかけ>それは、パネルシアターにとってとても魅力的な要素をもっています。
その<しかけ>で作品がより生き生きと楽しいものになり、わっと歓声があがり、演じ手と子どもたちの一体感を演出したりできるものです。
場面に合わせて表情を変えたり、ロケットが空を飛んだり、一匹しかいないと思っていたとんぼが一瞬で増えたり、ハッと驚く手品のような要素を備えているのです。
でも、ただ<しかけ>を作ればいいというのではありません。その作品をより楽しくするためのものなので、効果的に、また演じやすく作らなければなりません。
それらを踏まえたうえで、次回から<しかけ>の代表的なものを紹介していきます。