年に一度、警察官が小学校や幼稚園等へ交通安全のお話をしに出向く事があります。その際に交通安全指導で活用されます。
※筆者も警察官の方々にパネルシアター講習をして指導したことがあります。
介護福祉施設や介護老人施設等では、パネルシアターを解かったレクリエーションや、なつかしい童謡を一緒に歌う作品などが演じられ、刺激がある楽しい時間を過ごしてもらうことに活用されています。
身体障害児や知能障害児の施設では、パネルシアターはとても効果の高い刺激や好奇心を育てることができるということで活用されています。そうした子どもたちに有効なパネルシアターもまとめられて発信しています。
パネルシアターを見た障害児の驚きの報告
①集中力のない子が、パネルシアターには関心をもち、30分間動かず見ることができた。
②虫の好きな子が、パネルシアターに登場するちょうちょやとんぼ、カブトムシに大喜びをしてはしゃいだ。
③周りと協調性のない子が、パネルシアターを一緒に見て、みんなと一緒に手をたたくなど、協調する姿勢があった。
④ほとんど表情の変化のなかった子が、パネルシアターで驚いた表情やにこにこ笑顔をみせるようになった。
この他にもたくさんの効果をあげています。
これは絵本や紙芝居では、なかなか引き出せなかったものです。
年間を通してパネルシアター講習会が全国で展開されています。
毎年4月の末頃に、「パネルシアター5人会」というパネルシアターの研究会があります。
パネルシアターの創案者 古宇田亮順先生を中心に、パネルシアターの初期から古宇田先生を師事し、活動してきた4人と共に行っています。
その5人それぞれの講習会や、夏に出版社主催で展開される講習会、それぞれ地方で講師を招いて行われる研究会、図書館主催のパネルシアター研究会など、さまざまな講習会があります。
パネルシアター講習会等の情報は、アイ企画ホームページのイベント講習会情報のページで随時更新されています。