◆パネルシアターの作り方で、一番初めはPペーパーに絵を写し、絵人形を作ることから始めます。
◇絵を描くのが得意な人は、自分のオリジナルの絵で描いてみたいと思うかもしれませんが、パネルシアターの作品は全体の構成を考えないと、絵人形作りができません。
できるだけ少ない絵で1つのお話(歌)ができるように考えるので、構成を学ぶという点からも、完成された既成の作品を写して作ってみることから始めましょう。
◆絵の上にPペーパーを置きます。
下絵が透けて見えますので、それを写しとります。
<基本① えんぴつで写しとる場合>
モデル作品 「いなかのねずみとまちのねずみ」
アイ企画「実践講義 パネルシアターはじめよう」より
◇えんぴつで写しとる時、下絵は油性のフェルトペンで描いてあるので線が太いですが、細い線で写しとります。
◇写しとった後、着色して仕上げは油性のフェルトペンで描きますが、出来上がりは線の細い仕上がりになります。
<基本② 油性フェルトペンで直接写しとる場合>
◇下絵にPペーパーをのせて、油性フェルトペンで写していきます。下絵と同じくらい太く写してしまえば、仕上げが楽です。
この時、目や鼻などの黒い部分があったら、フェルトペンでぬっておくとわかりやすくなります。
◇動物の縞模様等の黒い部分は、絵の具の着色が良いです。
※注意点
油性の黒のフェルトペンで写すとき、点線・糸止めの印・切り込み線等は、えんぴつで写しとりましょう。