1973年、講師で住職もされている古宇田亮順先生が考案されたものです。
住職をされていた古宇田先生は、檀家さんに説教をするのに絵があった方が、よりわかりやすく話も聞いてもらいやすいと考え、児童文化に昔からあった「フランネル絵」というものを取り入れました。
画用紙にネルを貼ったものを絵人形にして、ネルを貼ったベニヤ板に貼っていく。
裏返しはできないので、ただ貼ったりはがしたりするだけのもの。
それがある時、不織布というものの存在を知り、それがネルにくっつくことから、画用紙ではなく不織布を絵人形に使うことにより、表も裏もくっつき、しかも色々な「しかけ」が考案できるようになり、現在のようなパネルシアターに発展していきました。