①絵の具に適量の水を混ぜて色をぬります。
水の量はPペーパーにぬったときスーーーとかすれずに
ぬれるくらいがちょうどよい量です。
②絵の具は、12~16色くらいのものを選ぶことが
多いので、足りない色は混ぜて作りましょう。
この時、うすい色を多めに出し、そこへ濃い色を少しずつ足して、ちょうどよい色にしましょう。
これで全部をまぜるのではなく、黒を少しずつ足して、加減をみながら色を作ります。
ちょうどよい灰色になったら、そこで黒をまぜるのをやめます。
使い切ったらまた白を足して、残った黒に混ぜる。
これを繰り返します。
③ぼかしてぬる
濃い色をぬり、その筆をおくって色がおちた状態の筆で濃い色をのばしてうすくすると、ぼかしたようになり、立体感や影の雰囲気を作ることができます。
自然の景色や動物の手の先のうすいところの表現や、文字を立体的に見せる等、使い方いろいろです。
④かすれを利用する
通常は、かすれていたらぬり方が濃いということになりますが、あえてそれを活用してぬるやり方です。
「あわてんぼうのサンタクローズ」のサンタクロースは、煙突をくぐってススだらけになります。
その時のススのぬり方は、黒の絵の具を水にまぜずに筆にとり、さらにティッシュ等で水分をとってぬります。
すると、かすれて本当にススのような雰囲気が出ます。
⑤重ねぬり
一色ではなく、違う色を重ねてぬって、影をつけたり色の厚みを出したりします。
例①
例②