黒のふちどりが最も一般的ですが、黒ではなく違う色でふちどりをする場合もあります。
①茶色のふちどり
油性茶のフェルトペンを使います。
黒だと遠目がはっきりして見やすいですが、茶色でもわりと大丈夫です。
絵全体がやわらかく、やさしい感じになります。
②うすいふちどり。
煙や涙、湯気など、あまりはっきり目に見えないものは、黒でくっきりふちどるのではなく、
雲⇒グレー 涙⇒水色 等、あえてうすい色でふちどることで、そのものの雰囲気を出します。
③ふちどらない
ふちどりなしのパネルシアターもでています。
絵本からパネルシアター化されたもの等は、絵本にふちどりがないので、ふちどってしまうと絵本の良さを失ってしまうという理由から、ふちどりをしていません。
また、アイ企画のカラーパネルシアター等にも、ふちどらない絵で市販されている作品もあります。
④ふちどり線が直線でないもの
通常、ふちどり線は直線でも曲線でも、線そのものはまっすぐですが、あえてギザギザ線でふちどられている絵もあります。これらはかなり細かいギザギザなので、遠目で見たら普通に見えます。
※下の絵の線はギザギザですが、これらを写す場合、同じように描くのは大変なので、通常の直線で写します。