①パネルシアターは全体を明るくぬりましょう。
渋い色や濃い色(暗め)は、遠目で見ると暗くなり、ふちどりの黒の油性のフェルトペンとの境目がわからず、全体的に暗く見えてしまいます。
紺より青を使い、深緑より黄緑を使うといった、明るい配色を心がけるとよいでしょう。
②パネルシアターは動物の擬人化が多く作品に出てきます。実際の動物は茶系や灰色が多いのですが、たぬき・きつね・くま・リス・すべて茶色にぬると、見分けがつきにくく、みていておもしろくありません。
あえて違う色をぬるようにしましょう。
色を変えてわかりやすく、楽しい雰囲気にしましょう。
また、動物が着る服の色は、動物とは違う色にすると、はっきりしてみえやすいです。
③人物の髪は黒でなく、茶系等にしましょう。
人物の髪を黒にすると、ふちどりの黒のペン描きと見分けがつかず、重たい感じになります。
黒は避け、茶色・こげ茶・黄土色等で表現しましょう。
④目の中の黒い部分、動物の鼻など、小さい部分の黒は絵の具でぬるのは大変です。
ふちどりの時に、一緒にぬってしまうと楽です。
※広い面積の黒は、絵の具の黒でぬりましょう。